営業時間: 10:00~16:00  定休日: 土日祝 

  1. ブログ
  2. 【試験直前】片づけの「全出し」と同じ?プロが気づいた「完璧主義」の罠と時間の使い方
 

【試験直前】片づけの「全出し」と同じ?プロが気づいた「完璧主義」の罠と時間の使い方

2025/12/01
【試験直前】片づけの「全出し」と同じ?プロが気づいた「完璧主義」の罠と時間の使い方

いよいよ12月7日(日)に、インテリアコーディネーターの二次試験を迎えます。


二次試験は180分の長丁場。理想を言えば、練習も本番と同じように180分を連続して確保し、集中して取り組みたいところです。

しかし、現実はなかなか厳しいものです。


家族の帰宅時間、日々の家事。そして、9時就寝・5時起床の生活サイクルでは、夜の勉強時間には猛烈な眠気が襲ってきます。3時間の空きを確保するのは至難の業です。

細切れでも、意味がないわけがない

完ぺきな環境は用意できない。でも、だからといって「やらない理由」にはなりません。私は、自分自身に言い訳せずに向き合うことを選びました。

  • 子どもがテレビを見ているリビングでも、イヤホンで試験会場のBGMを聴きながら製図に取り組む。

  • タイマーを使い、合計180分以内におさまるように、細切れでも毎日少しずつ積み重ねる。

細切れで意味がないわけがない。 私は、試験が終わった後に「もっと練習すればよかった」と言いたくありません。

だから、今、やるのです。


■ 片づけにも潜む「完璧主義」という名の罠

この私の試験への向き合い方は、実は、片づけ苦手さんのお客様の「片づけ」への向き合い方と全く同じだと気づきました。

あなたは、こんな風に思っていませんか?

  • 「片づけるなら全出ししないといけない」

  • 「片づけるなら1日気合いを入れないといけない」

  • 「それは難しいから、やらない

そうです、これは試験勉強でいうところの「180分連続で確保できないから、練習しない」と同じ「オール・オア・ナッシング(全か無か)」の思考です。

本当に今、人生において片づけよりも大切なことがあるのなら、もちろんそれを優先してほしいです。あなたと、あなたの大切なひとの命にかかわるようなこと、大切な岐路に立たされている場面。そういうときは、本当に大切なことに向き合うのがいい。

でも、普段の生活の中で「時間がない」と言って片づけに向き合わないのは、暮らしの中での片づけに対する優先順位が低い証拠です。

5分、10分を積み重ねる「片づけの時間貯金」

そりゃあ、面倒でしょう。片づけても、翌日にはまた散らかる場面もあるでしょう。毎日毎日、散らかるリビングにため息をつくこともあるでしょう。モノだらけの家にいたくなくて、休日はいつもお出かけで気を紛らわせることもあるでしょう。


でも、もしあなたが心の奥底で「本当に片づけにしっかり向き合うときが来た」と感じたのなら、5分でも10分でも、今すぐ片づけてみてほしいのです。目に見える効果は小さいかもしれない。翌日には元どおりかもしれない。


それでも、あなたが片づけた事実は誰にも消せないのです。

その小さな積み重ねが、やがてあなたの「片づけ筋力」となり、「散らかりにくくなる仕組み」となり、必ず未来のあなたを助けてくれます。


試験合格への道も、リバウンドしない暮らしの仕組み作りも、結局は「今、やろう。今、片づけよう」という小さな一歩の積み重ねなのです。

このブログを綴り終えたら、私もまた製図の練習に向き合おうと思います。

あなたの暮らしの「あと回し」を「今、すぐやる」に変えるお手伝いは、ぜひ私にお任せください。


▼片づけの「細切れ時間」を効果に変えるご相談はこちらから▼






この記事を書いたひと

ひがしよしみ | 大阪・豊能町の整理収納アドバイザー
訪問片づけサービスや、セミナー・講演会などこれまで関わってきた「片づけ苦手さん」は400名以上
お母さんに「花丸!」とテーマに 大阪・兵庫の北摂地域を中心に訪問片づけサービスを提供しています

訪問片づけの詳細はこちらからご覧ください



関連エントリー