私たちが習わなかった「整理・整とん」。子どもたちの未来を明るくする本当の授業とは
2026/08/26
整理収納アドバイザー・インテリアコーディネーターのひがしよしみです。
私たちは、子どものころに学校で「整理・整とん」を系統立てて習うことなく大人になりました。
そして、片づけられずに悩み、苦労した経験から、私は整理収納アドバイザーという道を選びました。
いま、令和の小学校では、子どもたちが小学5年生の家庭科で「整理・整とん」を学びます。
けれど、ふと立ち止まって考えてしまうのです。
「はたして、授業を受けた子どもたちに、それは本当に身についているだろうか?」と。
先生だからこそ、のジレンマと優しさ
「整理・整とん」が授業で取り扱われるようになりましたが、教壇に立つ先生が実は整理・整とんが得意ではないということも少なくありません。
それでも授業は成立します。
なぜなら、先生方は子どもたちを導く「プロの先生」だからです。
教科書に沿って、指導要領通りに授業を進めることは十分にできます。
けれども、ふと疑問が湧くのです。
「ただ指導要領に沿っていれば、それだけで良いのだろうか?」と。
私たちが本当に子どもたちに伝えたいのは、単なるお片づけのテクニックではありません。
授業のたびに感動する、子どもたちの変化
毎年授業をするたびに、強く思うことがあります。
最初は「整理・整とんは苦手、好きじゃない!」と口を揃えて言っていた子どもたちが、授業が進むにつれて目を輝かせ、夢中になって整理・整とん取り組んでくれる姿を見るたび、胸が熱くなり、深い感動を覚えます。
「片づけなさい」とただ頭ごなしに言うのではなく、
「こうやるんだよ」と具体的にやり方を伝え、
一緒に手を動かし、
子どもたちの自主性にまかせながら、
生まれた創意工夫を認め、心からほめる。
その関わりを通して、子どもたちの頭の中にある「片づけ=面倒くさいもの・怒られるもの」という記憶が、「整理・整とんって楽しいんだ!」というポジティブな記憶に書き換わっていく瞬間を、私は何度も目にしてきました。
「整理・整とん」を通して育む、明るい未来
もし、家庭や学校だけでうまく伝えきれていないのなら。
私が学校に出向き、すべての児童にその本当の楽しさや本質を伝える役目を担っていきたいと強く願っています。
- 「自分にとって何が大切だろう?」と自分で選び、
- うまくいかなくても試行錯誤し、
- 自分の暮らしや空間を自分の手で心地よくしていく。
- そのプロセスを、整理・整とんを通して繰り返し積み重ねること。
それは、これからの変化の激しい社会を生き抜くための、大きな自信と生きる力に直結しています。
片づけを通して「自分で考え、選ぶ力」を育むことができたら、子どもたちの未来はもっと明るいものになると、私は心から信じています。
大人たちが子どものころに教われなかったからこそ、いまの子供たちには、そのワクワクする本質を届けていきたい。
今日もその想いを胸に、子どもたちの前に立ち続けています。
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この記事を書いたひと
お母さんに「花丸!」とテーマに 大阪・兵庫の北摂地域を中心に訪問片づけサービスを提供しています