新学年。
新しい教科書に、ピカピカの文房具。
「今年こそは、このノートを最後まで丁寧に書くぞ!」
そう意気込んで、4月の数ページだけは驚くほど綺麗な字で埋まっていた……。
そんな経験、皆さんもありませんか? はい、もちろん私もその一人です(笑)
「いい加減に片づけなさい!」
一日に何度も繰り返すこの言葉。
言っている自分も嫌になるし、言われた子どももムスッとして、部屋は結局散らかったまま……。
そんな毎日に、疲れ果てていませんか?
もし、あなたが「自分は片づけを教えるのが下手だ」と自分を責めているなら、どうか安心してください。
実は、私たち親世代の多くは、子どもの頃に「片づけとは何か」を体系的に習わずに大人になりました。
かつての私もそうでした。
整理収納を正しく理解できていなかった頃は、ただモノを右から左へ移動させているだけで、リバウンドを繰り返す日々。
自分が習っていないことを、子どもに教えるのが難しいのは当たり前なんです。
片づけの現場で、必ずと言っていいほど皆さんが立ち止まるのが「迷うモノ」との対峙です。
分かります、そのお気持ち。
でも、インテリアコーディネーター(IC)として空間を設計する視点を持つようになった今、私はあえてこうお伝えしたいのです。
そのモノを置いている場所に、あなたは毎月いくらのコストを払っていますか?と。
5年前、当時小学3年生だった息子の「テストの見直しの甘さ」についてブログを書きました。
「見直した?」と聞けば「完璧!」と返ってくるのに、フタを開ければケアレスミスの嵐。
あの時、私は「問題文を読み解く5段階」という階段を作って息子に説明しました。
①視界に入る → ②見る → ③読んだつもり → ④正しく読む → ⑤正しく理解する。
当時の息子は、まさに③の「読んだつもり」で止まっていました。
以前、ブログで「シンデレラフィットより、あなたフィットを」というお話をしました。
SNSで見る、隙間なくピタッと収まった収納。
まるでガラスの靴のように美しいその状態は、確かに見る人をうっとりさせます。
でも、インテリアコーディネーター(IC)として空間の構成を学んだ今、改めて確信していることがあります。
それは、「1mmの隙間もない収納は、暮らしの呼吸を止めてしまう」ということです。