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【発火注意】膨張したモバイルバッテリーの安全な捨て方

2025/10/08
【発火注意】膨張したモバイルバッテリーの安全な捨て方

家の中にある「捨て方がわからなくて、なんとなく放置しているモノ」はありませんか?

燃えないゴミでも、資源ごみでもない…。その中でも特に危険で、すぐに処分すべきなのが、モバイルバッテリーです。しかも、少しでも膨らんでいたら、発火リスクが高まっている明確なサインです。速やかに使用を中止し、適切な処分ルートを見つける必要があります。


先日、我が家でも膨張したモバイルバッテリーが見つかり、「どこにも回収してもらえない」という大きな壁にぶつかりました。
この記事では、その究極の解決方法と、あなたの家の「捨てられない」悩みを解決するサポート方法をお伝えします。


 膨張したバッテリーは「発火寸前の危険物」です

モバイルバッテリーの多くに使われているリチウムイオン電池は、劣化すると内部でガスが発生し、外側がパンパンに膨らみます。

この状態のバッテリーは、衝撃や圧力が加わることで内部がショートし、発火・爆発するリスクが極めて高い状態です。

  •  可燃ごみや不燃ごみに混ぜる:収集車や処理施設での圧縮で火災事故が多発しています。絶対にやめてください!

  •  リサイクルボックスに入れる:家電量販店などに設置されているJBRC(リサイクル団体)のボックスは、破損・膨張品は回収対象外です。

【訪問エリア周辺 自治体別・モバイルバッテリーの回収対応】

自治体によって、通常の回収ルート、膨張品の回収ルートが大きく異なります。まずはご自身の自治体のルールを確認しましょう。

大阪府内の自治体(北摂エリア周辺)

自治体名通常の回収方法膨張・破損品の対応
大阪市環境事業センターへの持ち込み自宅回収(申込制)、持ち込み共に可能
吹田市JBRC協力店舗、家電量販店有害危険ごみの日に出す
茨木市拠点回収ボックス環境センターへ相談のうえ、持ち込み
豊中市小電の日膨張品の記載なし
箕面市JBRC協力店舗、家電量販店膨張品の記載なし
豊能町(筆者)JBRC協力店舗、家電量販店膨張品の記載なし
能勢町HPにモバイルバッテリーの記載なし膨張品の記載なし

※上記は2025年10月現在の情報です 

兵庫県内の自治体(北摂・主要都市)


自治体名通常の回収方法膨張・破損品の対応
神戸市電池類回収ボックス環境局事業所へご相談のうえ、持ち込み
川西市JBRC協力店舗、家電量販店膨張品の記載なし
猪名川町HPにモバイルバッテリーの記載なし膨張品の記載なし
伊丹市ボックス回収あり環境クリーンセンターの職員に直接手渡し
尼崎市ボックス回収あり膨張品の記載なし
宝塚市回収ボックスまたは一部消防署クリーンセンターへ持ち込み

※上記は2025年10月現在の情報です 



2026年4月の義務化を待たずに「今すぐ」処分すべき理由

「2026年4月からモバイルバッテリーの回収が義務化されるらしいから、それまで待とう」と考えていませんか?それは非常に危険です。

確かに、2026年4月からは、国の方針で製造・販売事業者による回収・リサイクルが義務化されます。これにより、回収ルートが増える可能性は高いです。

しかし、膨張バッテリーをその時まで自宅に保管し続けるのは、火災リスクを放置しているのと同じです。

  • 膨張品は危険物です:新しい制度が始まっても、高リスクの膨張品を一般の回収ボックスで簡単に受け付けるようになるかは不透明です。

  • 放置期間=リスク期間:地震や夏場の高温など、予期せぬ要因で今すぐ発火する可能性があります。

安全を最優先し、今すぐに適切な方法で処分しましょう。


今すぐできる解決策!「製造元の専用窓口」に問い合わせる

膨張品の回収を断られ続けても、あきらめる必要はありません。

私がたどり着いた最終的な解決策は、「モバイルバッテリーの製造元に直接問い合わせる」ことです。

通常の回収ルートが難しい安全上のリスクが高い製品については、個別の回収・相談窓口を設けているメーカーがあります。

私の購入したメーカーからは、以下のような回答がありました。

「膨張したバッテリーが即発火や破裂を引き起こすことは無く、現状は厳重な梱包で送付いただければ回収しています。品名は『モバイルバッテリー』としてください。」

メーカーは、危険なバッテリーを世の中から確実に回収するために、窓口をもうけてくれていたんですね。これが、私が安全に処分できる最善の方法でした。



【実際に送った手順】

  1. 絶縁する:端子(ポート部分)全てをビニールテープで完全に覆います

  2. 梱包する:適当な箱の中で動かないよう、新聞紙や緩衝材でしっかり固定します。

  3. 発送する:品名を「モバイルバッテリー」として、窓口からメーカーの回収先へ送りました。

これで、危険なバッテリーを安全に処分することができました。


捨て方がわからなくて放置してるモノ、ありませんか?

今回のモバイルバッテリーのように、「捨て方が分からない」という理由で、家の中に危険なモノや、場所を取るモノを放置していませんか?

整理収納の現場では、ルールが複雑なリチウムイオン電池だけでなく、以下のような「調べるのが面倒なモノ」が山積みになっているケースが多々あります。

  • 古すぎる家電(昔のドライヤー、ガラケーなど)

  • 液漏れしたスプレー缶使いかけの塗料

  • 何年も使っていないジッポライター


 

調べ方が分からない方も、私がサクッと解決します!

あなたがその一つ一つを調べて時間を浪費する必要はありません。

訪問片づけサポートでは、片づけや収納のアドバイスだけでなく、「捨てる・手放す」ことのサポートも行っています


【サポートでできること】


現場での「捨て方」リサーチ

  • あなたの自治体の最新の分別ルールをその場で検索・確認します。

  • モバイルバッテリーのように、複雑なメーカー回収や専門店での処分方法を調べ、安全なルートを特定します。


「捨てる」作業の徹底サポート

 

  • 危険なモノの安全な梱包方法を指導・一緒に行います。

  • 「いる/いらない」の判断だけでなく、「いつ/どこで/どうやって」捨てるかまで、アドバイスいたします。

時間がなくて調べられない、一つずつ調べるのが億劫、という方は、ぜひ訪問サポートの時間で「長年放置しているモノ」を一気に解決しましょう!

まずは、お気軽にお問い合わせください。


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この記事を書いたひと

ひがしよしみ | 大阪・豊能町の整理収納アドバイザー
訪問片づけサービスや、セミナー・講演会などこれまで関わってきた「片づけ苦手さん」は400名以上
お母さんに「花丸!」とテーマに 大阪・兵庫の北摂地域を中心に訪問片づけサービスを提供しています

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