3月3日を過ぎると、ふと頭をよぎる『お雛様、いつ片づけよう?』という悩み。
大切な一生モノだからこそ、負担にならない、でも安心な『仕組み』を整えておきませんか?
大切にしたいのは、焦りではなく、1年間家族を見守ってくれたことへの感謝。
そして、来年の自分が「私ってやるやん!」と笑えるための「仕組み」です。
今日は、整理収納アドバイザーの視点から、一生モノのひな人形を劇的にラクに、かつ安全に守るためのひとつの「正解」をお伝えします。
「段ボール保管」がNGな本当の理由

購入時の立派な段ボール。
実はこれ、あくまで家まで無事に送り届けるための「輸送用」。
紙でできている段ボールは湿気を吸いやすく、長年使っているとカビや虫を呼び寄せる原因にもなります。
「大切にしたいから、買った時の箱のまま」という選択が、実は一番のリスクかもしれません。
では、何に替えるのが正解なのでしょうか?
一番の理想は、やはり湿度を一定に保ち、防虫効果も高い「桐の箱」です。
ですが、高価であったり、重さやサイズの面で取り扱いが難しいこともありますよね。
そこで、もっと身近で扱いやすい「現実的な選択肢」としておすすめしたいのが、プラスチックケースです。
人形屋さんも納得の「ちょうどいい」ケース選び

ここで「プラスチックだと湿気がこもらない?」という心配。
実は、人形屋さんも「完全密閉はカビの原因になる」と警鐘を鳴らしています。
そのため、プロが選ぶ基準は「パッキンがない、バックル付きのケース」
ほどよく通気性を保ちつつ、ホコリや虫の侵入をしっかり防いでくれる。
この「わずかな空気の通り道」こそが、プラスチックケースでひな人形を保管する際の、ちょうどいい着地点なんです。
わが家で愛用中の無印良品のロック付きボックスが廃盤になった今、私がプロの目で改めて選ぶなら、このあたりです。
収納場所は「一等席」じゃなくていい
見落としがちな視点ですが、ひな人形は、出している時間よりも「しまっている期間」のほうが圧倒的に長いもの。
だからこそ、使い勝手の良くない場所に収納されているおうちが非常に多いのです。
飾るための「出す」という行為自体がおっくうに感じる場所では、いつしか「今年はもういいかな……」と、お雛様が眠ったままになってしまいます。
だからといって、毎日使う収納空間の一等地を譲る必要もありません。
私のおすすめは、「飾る場所からほどほどに近いけれど、使い勝手がやや劣る場所」です。
謎に奥行きがあるちょっとした納戸の奥、押し入れの奥など日常使いのモノの収納場所には適さない。
けれど、年に1度ならいいかなと思えるちょうどいい塩梅の場所がおうちのどこかにあるはずです。
また、湿気は下に溜まりやすいので、可能であれば「下段」より「上段」がひな人形の長期保管には向いています。
重い箱を階段で運ぶ必要はなく、ただ手前のものを一時的に避けるだけでアクセスできる。
「移動距離を最短にする仕組み」さえあれば、サッとだして、シュッとしまうことができ、季節の行事はもっと軽やかに、もっと楽しめるようになりますよ。
「今やれること」が来年の自分を救う
片づけをスムーズにするコツは、実は「出す時」にあります。
しまう時は、雨の日を避けた晴天の日に。
ホコリを落としながら「今年もありがとう」とお子さんと一緒に声をかけてあげてくださいね。
あなたにぴったりの「箱」は、暮らしの中にあります
何段飾りか、段ボールの大きさは? そして「どこにしまいたいか」。
それによって、選ぶべきケースのサイズは千差万別です。
「自分の家には、どのサイズが正解かわからない」
「そもそも、どこにしまうのがベストなの?」
「思っていたよりも、収納スペースが必要だった!収納場所がない!」
ひな人形の収納でお困りの方は、ぜひ訪問片づけで私を頼ってください。
収納場所の選定から、あなたの動線にぴったりのケース選びまで、プロの視線でしっかり伴走します。
大切な子どもの成長を祝う行事だからこそ。「犠牲にしない仕組み」を一緒に作って、心ゆくまで彩りを楽しみませんか?
2026年3月5日 整理収納アドバイザー ひがしよしみ
【無料相談】「いつか」を「今日」に変えるお手伝いをします。
まもなく迎える新年度のスタートに向けて
暮らしの土台を整えて、新しい自分に出会う準備を始めませんか?この記事を書いたひと