整理収納アドバイザー・インテリアコーディネーターのひがしよしみです。
突然ですが、みなさんは今、自分が過ごしているお部屋を見回してみて、どんな気持ちになりますか?
「なんだかゴチャゴチャしていて、ため息が出る」 「本当はもっとすっきりさせたいのに……」
そんなふうに、自分を責めてしまうお母さんも多いかもしれません。
でも、私は日々たくさんのおうちの片づけに伴走しながら、いつも心から思っていることがあります。
それは、「部屋はその人の人生を、価値観を、そしてその人自身を表している」ということです。
今日は、私が大切にしているこの「お部屋と心の関係」について、少しお話しさせてくださいね。
部屋にあるモノは、あなたが歩んできた「人生」の証
部屋が散らかっていると、「私はダメな母親だ」「片づけもできないなんて」と落ち込んでしまう方がいます。
でも、ちょっと待ってください。
そこにあるモノたちは、決してあなたがサボってきた証拠ではありません。
毎日一生懸命に子どもたちを育ててきた証。
家族のために、一生懸命に家事を回してきた証。
これまであなたが必死に駆け抜けてきた、愛おしい「人生そのもの」が、そこにあるだけなのです。
だからこそ、私は散らかった部屋を見ても、絶対に否定なんてしません。
まずは「今日までよく頑張ってこられましたね」と、そのお部屋が証明しているあなたの人生に、全力で「はなまる」をあげたいのです。
何を選ぶかはあなた次第。家具選びに見る「未来の過ごし方」
お部屋の空間づくりをしていくなかで、お手頃な家具もあれば、高価なインテリアもありますよね。
ここで「高い家具が優れていて、安い家具がダメ」なんてことは、そういうことは全然ありません。
何を選ぶかは、本当にその人次第です。
ただ、日々いろいろな空間を見つめていて感じるのは、高価な家具を選ぶ人というのは、単にモノの価値だけで選んでいるのではない、ということです。
「その家具がある空間で、自分がどう過ごしたいのか」
そこにある【未来の時間や体験】まで、しっかりと考えることができているような気がするのです。
何を大事にするのか、それは人それぞれの価値観。
だからこそ、ただ「必要だから」「安いから」と何気なく選ぶのではなく、
「ここでどんな時間を過ごしたいかな?」
と、色んなことを考えてみてほしいなって思うのです。
空間の使い方は、あなたの「価値観」を表している
部屋のどこに何を置き、どんな家具を選んで、どんなふうに空間を使っているかは、あなたの「価値観」をそのまま映し出しています。
子どもたちの作品がいつでも目に入る場所に飾られている部屋。
趣味の本や道具が、大切に収められている棚。
自分たちが心地よく語らうために、じっくり考えて選び抜かれたソファ。
そこには、「私はこれを大切にしたい」「こんなふうに生きたい」という、言葉にできないあなたの本音がきれいに表現されています。
だからこそ、片づけや部屋づくりというのは、単に「モノを捨てる作業」ではありません。
自分にとって何が一番大切なのか、どんな暮らしが心地いいのかという、自分の「価値観」をもう一度見つめ直し、選び取っていくとても素敵なプロセスなのです。
部屋を整えることは、自分自身を愛すること
部屋はその人自身を表している。
そうであるならば、今がんばっているお母さんたちが、お部屋の環境を自分の大好きなモノや、愛おしい時間で満たしていくこと。家族みんなが悩まずにラクに過ごせる仕組みに整えていくこと。
それは、他の誰でもない「あなた自身」の毎日を優しくもてなし、心から大切に愛してあげることに他なりません。
完璧なモデルルームを目指す必要はまったくありません。
あなたの人生の歩みが刻まれたその部屋を、あなたの価値観にぴったり合う、あなた自身が心の底からホッとできる空間へ。
「部屋を変えれば、生き方が変わる」
その感動を、私はこれからもたくさんのお母さんたちに手渡していきたいと思っています。
あなたの大事な人生が詰まったお部屋、私と一緒に新しく整えてみませんか?
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