テストの見直しの詰めが甘い小学生と片づけ苦手さんに共通すること②

小学3年生の息子がテストの見直しが甘すぎる。そんなことを深く考え息子と向き合っていくうちに、片づけ苦手さんとの共通点を見つけました。前回の記事では、見直しについて考察しています。まだ、お読みでない方は、ぜひ下記のリンクからお読みください。今日はそのつづき。

テストの見直しの詰めが甘い小学生と片づけ苦手さんに共通すること①

小3の息子は、今のところ学校の勉強は苦手ではない様子。学校のテストで100点をとってくる日もあれば、惜しいミスもちらほら。家庭学習の課題でも、夏休みの宿題でも、早…

結局、本質が分かっているかどうか。

前回の記事では、5つの段階を経て問題を正しく読み解くことをご紹介しました。要約すると、見直しという行動のまえに、正しく読み解き問題に望む心構えが必要。そんなことを書いています。

これって、試行錯誤しているのに、いつまで経っても家が片づかない、片づけ苦手さんにも共通すると思うんです。いかに収納するか、何に入れるか、表面ばかりに気をとられて、片づけの本質を理解していない

写真で切り取られた誰かの家の収納。その見た目を真似して、一時的に整ったように見えても、「何を買い、どう使い、どう手放すか」のサイクルがスムーズに流れていなければ、不要なモノが堆積していくばかりです。

適当に、なんとなく、深く考えずにモノを買うと、なんとなく使ったり、すぐに飽きたり、想像と違ったからあまり使わなかったり。そして、あまり使わないから、傷みも少ないし、まだ使えるから、捨てない。使えるけれど、使いたくはない。それで、使えるモノがないからと、また適当に買う。そして、どんどん増える不要品をどう押し込むかを悩むか、思考停止してしまう。

片づけは、モノをいかにしまうかだけの問題ではありません。丁寧にモノを選び、ご機嫌にモノを使い、快くモノを手放す。この考え方を自分事として理解していなければ、何度もリバウンドするし、いつまで経ってもお気に入りの収納にはなりません。わたしは片づけが苦手だから仕方ない。性格だから変えようがない。と嘆く前に、片づけの本質は何なのかを考えてほしいのです。

片づけの本質を理解していれば、ライフスタイルやライフサイクルの変化に合わせて、収納さえも自分で変えていくことができるようになります。それが、なかなか難しいのでわたし達のような片づけのプロがいるんです。頼ってみてもいいし、マイペースでも真剣に取り組めば誰でも、必ず変われます。やるか、やらないか。それだけの違いです。

見直しの詰めが甘い小学生と片づけ苦手さんに伝えたいこと

わたしが、見直しの詰めが甘いうちのむすこと、片づけ苦手さんに伝えたいのは、「本質が大事」ということ。テストで満点をとれていても、たまたま書いた回答が正解なだけなら意味がないし、自分で考えて思考を深めた先にある「?」が「!」に変わる瞬間を楽しんでほしいのです。

片づけ苦手さんも、その場しのぎの片づけよりもモノとの付き合い方を楽しみ、暮らしが豊かになる片づけに向かって進んでいってほしいと願っています。

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