「今年も衣替えか…」そう思って、クローゼットの前でため息をついていませんか?
衣替えのたびに、服の多さにうんざりして、結局「また来年着るかも」と元の場所に戻してしまう。そして、翌年も同じ服をタンスの肥やしにしてしまう…そんな悪循環から抜け出したいですよね。
今回は、衣替えを機にクローゼットをすっきりさせるための「手放す・残す」の判断基準について、心の奥にある気持ちまで深掘りしてお話しします。
「服」はあなたの『今』を映し出す鏡
片づけにおいて、服はただのモノではありません。実は、服は「今の自分」を映し出す鏡です。
過去の自分: 「いつか着るかも」と残している服は、過去の自分が好きだったもの、なろうとしていた姿の象徴かもしれません。
理想の自分: 「いつか着こなしたい」と残している服は、未来の自分への期待や願望を表していることがあります。
でも、クローゼットが「過去の自分」や「理想の自分」でいっぱいになっていませんか?
服を片づけるということは、「今の自分」と向き合うこと。クローゼットの中を「今の自分に似合う服」「今の自分を表現してくれる服」だけで満たすことで、毎日の服選びが楽しくなり、気分も上がります。
「迷う服」に隠された本音を見つけよう
さて、いざ服を手に取ったとき、あなたの心はどちらに傾きますか?
「これはいる!」と即決できる服は、あなたにとって価値が明確で、迷いはありません。
「うーん、どうしようかな…」と迷う服は、残念ながら手放すことへの言い訳を探し始めている可能性が高いです。
「高かったから」「思い出があるから」「痩せたら着られるから」
これらの言葉は、その服を本当に必要としているからではなく、手放すことへの罪悪感や、モノと向き合うことから逃げたい気持ちから生まれることがほとんどです。
もし迷ったら、心の中で問いかけてみてください。
「この服は、今の私にとって本当に必要?」
この問いかけに心から「はい」と答えられないなら、それが手放すタイミングです。
後悔しないための判断基準チェックリスト
迷いを断ち切るために、以下のチェックリストも参考にしてみましょう。
手放すべき服
1年以上着ていない服: 本当に着る服は、シーズン中に必ず袖を通しています。「またいつか着るかも」は、手放すのを迷うときの常套句です。
状態が悪くなった服: シミや汚れが目立つ服、毛玉だらけのニット、ヨレヨレになったTシャツなど。
今の自分に合わない服: サイズが合わなくなった服や、今のライフスタイルにそぐわない服は、思い切って手放しましょう。
残すべき服
着ていると気分が上がる服: あなたの心を豊かにし、自信を与えてくれる服です。
今の自分を表現してくれる服: 流行だけでなく、今のあなたの個性やライフスタイルに合った服を選びましょう。
一人ではなかなか進まないあなたへ
頭では分かっていても、「やっぱり手放すのはもったいない…」と手が止まってしまうことがありますよね。そんなときは、「その服が本当に必要か」をプロと一緒に見直してみませんか?
一人ではなかなか進まらない衣替えも、プロに任せればあっという間。衣替えをラクにするだけでなく、一年中すっきりとしたクローゼットを保つための片づけの基本も身につきます。
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