少しずつ秋らしい気候になり片づけに打ってつけの時期になりましたが、「片づけなくちゃ!」としんどくなっていませんか?
大阪・豊能町の整理収納アドバイザーのひがしよしみです。
SNSの発展によって、一般家庭の暮らしの様子を見ることが簡単にできるようになりました。
その素敵な暮らしぶりを「片づけのヒント」として活用するのは大賛成なのですが…
一方で、
- 片づけられない自分や家族を責めてしまう
- 家族に自分の片づけの価値観を押し付けてギクシャク…
- 家族のモノを勝手に捨ててケンカになってしまった
といった困りごとに発展していませんか?
もし、ひとつでも心当たりがある方は「片づけが目的化」しているかもしれません。
本来の片づけは、
あなた自身とご家族やパートナーにとって、
大切なモノ・コト・人・時間を大切に扱うために行うものです。
あなた自身が大切なモノを大切にすることはもちろんですが、
片づけに興味のない、あるいは片づけを自分事としての認識が薄いご家族やパートナーのモノや言動が、
時として厄介に見えてしまうことがあるんですよね。
家族と言えど、片づけに対する熱量は人それぞれですが、
この記事を読んでいるということは、
おそらくあなたはご家族のなかで「片づけへの熱量が1番高い人」なのではないでしょうか?
この熱量のギャップがこじれてしまうと、家族間の溝となってしまいます。
「こんなに頑張ってるんだから、あなたも片づけてよ!あなたも捨ててよ!」と
ついつい言ってしまいたくなる気持ちをぐっとこらえて、
あなた自身のモノに集中して片づけ切ってしまいましょう。
家の中で1か所でも構いません。
あなたにとっての神棚や聖域と呼べるくらいに片づけてしまえば、
「気になる!イライラする!」といった感情は薄れていきます。
散らかった家よりも、整った家の方が気持ちがいい。
この価値観は、多くの方が実感することでしょう。
でも、
片づけが目的化して
「片づけ=絶対正義」、「片づけない=悪」、「捨てない=悪」といった
行き過ぎた価値観が暴走してしまうと、
あなた自身も周りのご家族やパートナーもしんどくなってしまいます。
あなたは片づけによって家族をコントロールしたいのですか?
答えはきっと……NOですよね?
あなた自身とご家族やパートナーにとって、
大切なモノ・コト・人・時間を大切に扱う
そのために片づけをおこなっていきましょう!