不要品は捨てるべき?それとももったいない?
整理収納アドバイザーとして、私は「不要品は可能な限り、家から出すことを目指しましょう」とお客様にお話ししています。
けれど同時に、「もったいない」という気持ちもよく分かります。ただし——
その“もったいない”のせいで、不要品に生活スペースを奪われ、散らかった部屋で暮らすのはナンセンス!
暮らしや心のゆとりを奪うものを抱えたままでは、毎日の快適さは手に入りません。
一度、家中を整理してみたら
今の住まいに引っ越す少し前の話です。
当時3歳の息子にはアニメ映画のDVDを見せながら、0歳の娘をおんぶしながら家中を整理したことがありました。
そのとき出てきた不要品やゴミの量に、正直ゾッとしました。
そして、手放す決断をしたあとにもどうやって手放すかを決めていくのも本当に大変だったんです。
フリマアプリやオークションを利用するか、リユースショップに持ち込むか、それともごみとして処分するか…。
当時の私は、引越しの期限が迫るなか、子連れで出品や発送をするのは現実的ではないと判断し、大半をごみとして処分しました。
処分すると決めてからも、分別をし、決められた日まで保管したりの手間も大変で、
この経験をしてからは、「簡単にモノを増やさない」という意識が強くなりました。
娘と一緒に読んだ本
芸人・マシンガンズの滝沢秀一さんは、実はゴミ清掃員としても活動されていて、この本ではごみの種類や出し方の工夫、ごみが生まれる背景まで、やさしく教えてくれます。
マンガ形式なので、娘も「これならわかる!」と夢中に。
読み終わったあとに娘が言ったひとことが印象的でした。
「捨てるときって、もうちょっとちゃんと考えたほうがいいね」
子どもでも、ごみの問題は“自分ごと”として感じられるんだなと、我が子ながら感心しました。
地域のごみの分別の冊子を手渡すと、これって「資源になるかな~?」とさっそく調べていました。
今年の整理収納フェスティバルで滝沢さんに会える!
そして嬉しいことに、今年の整理収納フェスティバル2025に、滝沢秀一さんが10月24日(金)の特別講演ゲストとして登壇予定!
本を読んだあの方に、実際に会えるチャンスです。
きっと、ごみやモノとの向き合い方について、さらに深く考えられる時間になるはずです。
整理収納フェスティバル2025 開催概要
日時
2025年10月24日(金)13:00~17:30(終了後には懇親会あり)
2025年10月25日(土)9:00~17:30
※時間は変更になる場合あり
会場
KFC Hall & Rooms(東京都墨田区横網1-6-1 国際ファッションセンタービル3F)
チケット
早割:4,400円(税込)【8/1〜9/30】
一般:4,950円(税込)【10/1〜当日】
アーカイブ配信:2,750円(税込)
※2日間の入場+アーカイブ視聴可能
※中学生以下は保護者同伴で無料
主催
一般社団法人・特定非営利活動法人 ハウスキーピング協会
公式サイト → https://fes.housekeeping.or.jp/
私も現地でたくさん学びを吸収してきます。
もし行かれる方がいたら、ぜひ会場で声をかけてくださいね。
まとめ
もったいない気持ちは、悪者ではありません。
でも、その気持ちのせいで暮らしが不自由になるのは本末転倒です。
家を整えることは、自分や家族の未来を整えること。
今年のフェスで、マシンガンズ滝沢さんと一緒に、ごみと片づけについて考えてみませんか?
まずは“わが家”の見直しから
あなたも、“ごみってなんだろう?”を暮らしの中で考えてみませんか?
初めての片づけは、どこから手をつけていいか迷うもの。
そんなときは、30分の無料オンライン相談でお話ししてみませんか?
お困りの状況や理想の暮らしをお聞きし、最初の一歩を一緒に決めていきましょう。
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