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グローイングアップップ〜さよならベビーチェア〜

2025/09/08
グローイングアップップ〜さよならベビーチェア〜

今日は少しプライベートな、子どもの成長と向き合ったお話です。


中学生になった息子に新しい椅子を

先日、中学生になった息子に新しい勉強机の椅子を購入しました。
物欲があまりない息子は、妹が長らく使っていたベビーチェアでも「まだいい」と言っていました。

それでも、机に向かう姿を見ていると、これから勉強時間が増えていくであろう中学生にはそろそろ限界なのでは……と思い立ち、やっとの思いで買い替えることになりました。新しい椅子が届き、息子の机に収めると、椅子しか変わっていないはずなのに、なんだかすごくお兄さんになったんだな、と胸がいっぱいになりました。

ベビーチェアの旅立ち

この数か月で椅子が2脚も増えた我が家。
小さな平屋には多すぎる椅子は困りますから、それからすぐ、子どもたち2人分のベビーチェアをメルカリに出品したところ、ものの数時間で購入していただくことに。

「ベビー用」とはいえ、椅子2脚の梱包は大変です。ちょうど新しい椅子が届いたタイミングだったので、届いた段ボールや緩衝材をそのまま使うことができ、その偶然のタイミングに助けられました。


 翌日、Eテレの「みぃつけた」がふと目につき、「グローイングアップップ」という曲を思い出しました。
子どもの成長とともに、椅子とお別れする少し寂しい気持ちを描いた歌です。
口ずさむとベビーチェアに座っていた小さな小さな子ども達の様子が頭に浮かびました。

この椅子に座って、離乳食を食べたね。
初めてのお誕生日会もしたね。
一緒にお絵描きをしたり、絵本を読んだり。
椅子に座って、宿題をするようになって、ゲームをするようになって。

そして、今日がさよならの日だったんだね。




最後に写真に残しておけばよかった

そんな母なんてお構いなく、新しい椅子に嬉しそうに座っている子どもたちを見ていて、最後にこの2脚を並べて、2人が座っている姿を写真に撮ればよかったと、少し後悔しました。

育児の一つひとつに「終わり」が来ることを、日々の忙しさでつい忘れてしまいます。でも、その終わりの瞬間が明確にやってきたのであれば、たった1枚の写真でも残しておけばよかった。

それでも、新しい家庭に到着した2脚の椅子が、今度はどんな思い出を刻んでいくよねと思えると、嬉しくも思いました。

親子の片づけは、思い出と向き合うこと

お片づけというと、「モノを捨てること」や「きれいにすること」と思われがちです。ですが、特に子どものモノを片づけるときは、「思い出と向き合う時間」でもあります。

子どもが毎日使っていたモノであっても、卒業するタイミングがくれば、子どもの方があっさりしていることが本当に多いです。自分自身の経験だけでなく、お客様のご家庭でも、お母さんがお子さんの育児の思い出が捨てられないとおっしゃる方は決して少なくありません。

でも、少しだけ考えてみてください。 子どもと過ごす約20年の年月で使ってきたモノ全てを、保管し管理し続けることは現実的ではありません。ずっと手入れをしてあげなければ、傷み、時には朽ち果ててしまいます。

だから、過去の思い出は胸に残しつつ、今と将来になくてもいいモノは、タイミングがやってきたその時には旅立たせてもいいんです。無理しなくていいから、ゆっくりでいいから。

子どもたちは過去よりも未来を向いています。 未来に向かうことは過去を捨てることではありません。

ほんの少しだけ丁寧に、手放すことで、「ありがとう」の気持ちで旅立たせることだってできるんです。

あなたにとって、今この瞬間に何よりも大切なモノは何ですか?

子どものモノを片づけたいけれど、どこから手をつけていいか分からない。そんなお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。親子の片づけを通じて、思い出を大切にしながら、次のステージへと進むお手伝いをさせていただきます。

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この記事を書いたひと

ひがしよしみ | 大阪・豊能町の整理収納アドバイザー
訪問片づけサービスや、セミナー・講演会などこれまで関わってきた「片づけ苦手さん」は400名以上
お母さんに「花丸!」とテーマに 大阪・兵庫の北摂地域を中心に訪問片づけサービスを提供しています

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